自分に合ったメニューを考える
効率の良い練習に、練習メニューは必須です。
毎日、行き当たりばったりで練習をしていませんか?
それでは、偏ったプレーヤーになってしまったり、
思わぬ怪我の原因になってしまうこともあります。
適当ではダメ
適当にその場で考えた練習を続けるのは、おすすめできません。
その場で考えた練習は、どうしても、得意なプレーを伸ばすもの
簡単だったり楽なものに偏ってしまいます。
これから練習をするぞ、という時に、わざわざ嫌いなプレーや
楽しく無い、辛いことを選択したく無いですよね?
そうして、いつの間にか毎日自分の好きなプレーばかり練習して
同じ部分ばかり鍛えるようになってしまいます。
そうなると、鍛える筋力のバランスが悪くなって、
体全体の動きが固くなってしまいます。
同じ部分ばかり使うので、疲労が重なり、怪我をしてしまうこともあります。
練習メニューの一例
自主練をする時は、自分に合った毎日の練習メニューを考えると
効率が良くなります。
練習のメニューには、
- 自分の良いところを伸ばす
- 苦手な所を克服する
という2つの種類があります。
これらをバランスよく構成して
得意・苦手両方を伸ばしてあげましょう。
例えば、週の初めの練習に得意なものを伸ばす練習を入れたら、
次の日は、苦手なフィジカルを鍛える練習・・・
といったように、得意・苦手、辛い・楽しい、と交互に練習しましょう。
日付 | 練習内容 | 種別 |
1日目 | フェイント練習 | 得意 |
2日目 | フィジカル・トレーニング(下半身) | 苦手 |
3日目 | リフティング・ボールコントロール | 得意 |
4日目 | 持久力・走り込み | 苦手 |
5日目 | シュート練習 | 楽しい |
6日目 | フィジカル・トレーニング(上半身) | 辛い |
7日目 | 休養日 | 休み |
上の表はあくまでも大雑把な一例です。
実際には、もっと色々な種類のトレーニングがあります。
その日ごとに「ここを伸ばすんだ」という目標を明確にして、
自分に合った練習メニューを作りましょう。
一日に複数の練習をこなすこともあります。
一日の中で、得意・苦手なものを織り交ぜても良いでしょう。
下半身を鍛えたら、次は上半身を鍛える。
ドリブルの練習をしたら、次は胸のトラップやヘディング。
と、全身をバランスよく使用するメニューで、
疲労が集中しないように注意しましょう。
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