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フィジカルのトレーニング

フィジカルトレーニングの代名詞と言えば筋力トレーニングですね?
でも若いうちは筋トレはやってはいけないのです。

 

 

筋トレはオトナになってから

はっきり言います。
中学生・高校生に筋トレをさせる監督は3流です。
スクワットやうさぎ跳びなんてもっての他です。

 

若いうちはまだ成長期で、身長も伸び切っていません。
関節も不安定です。

 

そんな時期に関節に負担のかかる筋トレをしたら、
ヒザや腰が壊れてしまいます。

 

また、必要以上に筋肉をつけると、成長の邪魔になってしまいます。
筋肉が邪魔して、身長が伸びなくなってしまうんですね。

 

どうしても、マラドーナやメッシのように、
重心の低いプレーヤーになりたいのなら、
どうぞそのまま筋トレを続けてください。

 

そうでなければ、筋トレは体が出来上がる20歳を過ぎるまでは、
あまりやり過ぎないように、できれば避けるようにしましょう。

 

サッカーに必要な筋肉は、日々の練習や試合で十分に鍛えることができます。

 

みっちりと筋トレをする時間があるならば、
その分ドリブルや他のテクニック練習に使った方が数段有意義です。

 

 

体幹を鍛えよう

筋トレ以外にも、フィジカルを鍛えるトレーニングはあります。
それが、体幹(体軸)を鍛えるトレーニングです。

 

全てのスポーツにとって、ボディーバランスはとっても大事です。
サッカーでも、フォワードは特に重要になります。

 

後ほどコチラでも説明しますが、ポストプレーでも重要な要素です。
その他にも、体幹を鍛えることで

 

  • フェイントで不安定にならない
  • 敵との体のぶつかり合いに強くなる
  • 転びにくい体になる
  • 多少無理な体勢からでもシュートが打てる
  • ポジショニング争いで負けない
  • ヘディングの競り合いが強くなる

 

などさまざまなメリットがあります。

 

バランス感覚は、すぐには身に付くものではありません。
また、成人した大人よりも、若い方が身に付けやすいものです。

 

ですから、体の出来上がっていない若いうちは、筋トレする時間があるなら、
体幹とバランスを鍛えるフィジカルトレーニングをしましょう。

 

 

バランスディスクを使ってみる

体幹を鍛える方法はたくさんあります。
一番簡単なのは、バランスディスクなどを使ったものです。

 

バランスディスクは買わなければいけませんが、
ひとつ千円程度で買えるものです。
この機会にひとつくらいは手に入れておきましょう。

 

空気を入れて、バランスの具合を調整できるタイプがおすすめです。

 

バランスディスクを手に入れたら、
まず最初に慣れるための運動をしてみましょう。

 

pic22.gif 

片足立ちでバランスをとる

平らな場所にバランスディスクを置いて片足立ちになる。

 

片足立ちが上手くできない場合は、空気を少し抜いて
安定感を調整しましょう。

 

キック前のモーションを作る

片足でバランスを取ったまま、シュート体勢を作りましょう。
蹴り足を後ろに引いて、胸を張ったまま腕を上げましょう。

 

お尻の筋肉でしっかりと軸足を固定するとバランスが崩れにくくなります。
お腹の横の筋肉(腹斜筋)に意識して力を入れると、さらに体軸が安定します。

 

股関節の動きを意識しながら、けり足を後ろに持ち上げましょう。
急いでやる必要はありません。
ゆっくりと、体の軸を中心に安定させることを意識しましょう。

 

上半身は、肩甲骨をせばめるように意識しながら、両手を持ち上げましょう。

 

蹴り出す動作を行う

振り上げた蹴り足を、ゆっくり前に出して、ボールを蹴る動作をしましょう。
両手の動作も、わすれずに行いましょう。
股関節の動きを意識しながら、シュートの動作をイメージしましょう。

 

これも急いでやる必要はありません。
ゆっくり、確実に、体軸の安定を意識しながら行いましょう。
左右10回ずつ、1〜3セット程度行いましょう。

 

 

つま先タッチ

慣れてきたら、今度はもう少し難しいフィジカルトレーニングをしてみましょう。
軸足のつま先を、反対側の手でタッチする運動です。

 

pic23.gif 

バランスディスクに片足立ちになる

ここまでは、前の運動と同じです。
ギリギリでバランスが取れる程度に、バランスディスクの空気を調節しましょう。

 

体軸の中心を意識して、しっかりと片足でバランスを取りましょう。
軸足の膝を柔らかく保つのがポイントです。

 

腰を落として、軸足と反対の手でつま先にタッチ

ゆっくりと膝を曲げて、立っている軸足とは反対の手でつま先に触れます。
背筋を伸ばして、胸を張った状態を意識しましょう。

 

ゆっくりと体を起こす

つま先から手をはなし、ゆっくりと体を起こしましょう。
軸足の膝を柔らかく保ちます。
股関節の動きを意識しながら、体軸を中心にキープしましょう。

 

左右交互に10回ずつ、1〜3セット行いましょう。
体軸が中心からブレないように意識するのがポイントです。
前後・左右にかたよらないようにしましょう。



 

 

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