短期間で結果を出す練習
サッカーに限らず、上達には時間がかかるものです。
でも、短期間で目に見えて結果が出せることもあるんです。
からだを柔らかくしよう
どのスポーツでも、能力をアップさせるためには
それなりに継続した練習が必要です。
持久力を上げるのも、筋力を上げるのも、
テクニックを磨くのも、戦術を完璧にするのも、
ほんの数週間程度でできるものではありません。
では、短期間で伸ばすことのできるものは何でしょうか?
それは、体の柔らかさ、柔軟性です。
たかが柔軟とあなどるなかれ!
体が柔らかくなることで得られるメリットはたくさんあります。
- 怪我をしにくい体になる
- 狭いスペースでも自由に動ける
- キックの威力がアップする
- テクニックのキレが良くなる
と、ちょっと思いついたものをリストアップするだけでも、
どんどん出てきます。
柔軟性をアップする理由
体が柔らかいと怪我をしにくい、というのは良く知られていますね?
では、その他のメリットはどうでしょうか?
膝のまわりや股関節が柔らかくなれば、足の可動範囲も広がります。
スペースのない場所でも、細かい場所に足を突っ込んだり
上半身でDFをブロックしながら、足先だけでボールを転がしたり、
体が大きい選手でも、そういった動作がやりやすくなります。
また、足を大きく広げたり、足首を大きく曲げることができれば、
切り返しなどのフェイントも、より深い角度で切り返すことができますよね?
では、筋力がアップするわけではないのに、
何故キック力がアップするのでしょう?
まず、股関節と腰の関節の可動範囲が広くなることで、
蹴り足を後ろに大きくそり上げることが出来るようになります。
当然、その分キックの動作に勢いが乗りますよね?
もうひとつ、キックの動作には、上半身の反発力も使います。
キックとは反対の向きに腕を振る、クロス・モーションの中で、
腕を外側に開き、胸を張る動作には柔軟性が大きく影響します。
この開きが大きいほど、反発力はアップします。
この2つの結果として、キックの威力がアップするのです。
プロのサッカー選手は、みな体が柔らかいです。
試合前のストレッチなどを見てみると、良く分かります。
一流のアスリートは、ウォームアップ・クールダウンの時に限らず、
普段の生活の中でも、頻繁にストレッチをして体を伸ばしています。
皆さんも、普段からちょっとした時間に、体を伸ばす習慣を身に付けましょう。
ただし、無理は禁物です。
やり過ぎて怪我してしまった、なんてことは絶対にないように注意しましょう。
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